狭山事件を覚えて 早稲田奉仕園
◆狭山事件を覚えて
1963年5月1日、埼玉県狭山市で女子高生誘拐殺人事件が起こり、狭山市内の被差別部落が集中捜査され、石川一雄さんが不当逮捕されました。
1974年10月、東京高裁寺尾裁判長が石川さんに無期懲役判決を下し、最高裁で判決が確定しました。しかし冤罪であることを訴えつづけていた石川さんは、34年の獄中生活を経て、1994年12月に仮出獄となりました。その後、一貫して再審を求めつづけ今日に至っています。
石川さんのことを祈り、ご支援ください。
◆早稲田奉仕園
早稲田奉仕園は、米国北部バプテスト教会の宣教師であったH.B.ベニンホフが早稲田大学の創始者大隈重信の依頼を受け、1908年にキリスト教主義の学生寮「友愛学舎」を開いたことに始まります。以来、「キリスト教精神に基づき、国際的な視野に立って社会を洞察し、 他者と共に生きる人間形成の場」としての働きをしています。
① 学寮事業:国内外の大学生、大学院生等150名を越える青年が生活を共にしています。国際的な環境の中で、様々な相互理解教育プログラムを提供しています。
② 活動事業:「世界」、「ことば」、「アート」、「いのち」、「社会」をキーワードに、座学やワークショップ、フィールド等を企画し、学生・青年から社会人まで学習と活動の場を提供しています。
③ セミナーハウス事業:貸会議室・ホール・ギャラリーの運営のほか、チャリティーイベント等も開催しています。
祈りの課題
・ 私たちの生きる世界が「違いを認め合って、共に生きていける社会」となりますように。奉仕園がそのような世界を作り出す働きに寄与することができますように。
・ 園内にある早稲田教会、東京平和教会、カチンクリスチャン平和教会とともに歩み、奉仕園がそれぞれの福音宣教の業に協力することができますように。
ホームページ https:// www.hoshien.or.jp