神の与えてくださるすべての命を愛する者として（使徒17：25b）
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＜NCC第41回総会期テーマ＞
エキュメニカル共同体である日本キリスト教協議会（NCC）は、世界教会協議会(WCC)第11回総会テーマである「キリストの愛が世界を和解と一致へと動かす」に連なり、日本社会をはじめ世界の様々な課題を、「すべての命を愛する者」が集まる教会の宣教課題として捉え、共に手を携えて歩んでいます。それは、私たちが不完全な者であるがゆえに犯してきた様々な過ちを悔い改め、社会の様々な不正義や人権侵害に抗い、神の被造物全てを愛しみ、仕えるという責任を果たしながら和解と平和を求めるキリスト者の集まりだからです。また最近では、新型コロナウイルス感染症の経験によって教会のあり方、思考や行動様式の転換が問われる経験をしてきました。
私たちは、キリストが身をもって示してくださったすべての命とともに生きる道を目指して歩み、立場の違いを尊重し合い、謙虚にそしてあつく主のみ言葉に耳を傾け、その働きに共に参加するNCCであり続けたいと願います。
2023年3月には第42回総会が開催され、4月からは新しい総会期の歩みが始まります。祈りのうちにお覚えください。