キリスト教一致祈祷週間、NCC信仰と職制委員会

◆キリスト教一致祈祷週間（１月18日～１月25日）
キリスト者の一致のための祈祷週間は、北半球では大体、毎年１月18日～25日に守られています。日本キリスト教協議会では、カトリック中央協議会と共同で、毎年、世界教会協議会（WCC）信仰職制委員会とカトリック教皇庁キリスト教一致推進評議会が準備した資料を翻訳し、式文を作成して全国の教会に配布しています。
2026年の祈祷週間のための資料は、アルメニア使徒教会がカトリック教会、福音主義教会と協力し、聖エチミアジン総主教庁で祈りのうちに作成しました。これらの資料は、アルメニア教会が長い歴史の中で育んできた祈りと聖歌の伝統に根ざし、私たちが共有するキリスト教遺産を思い起こさせます。
主題聖句は「一つのからだ、一つの霊、一つの希望」（エフェソ4:4）。旧新約聖書に流れる一致への神の召命、イエスの愛の戒め、使徒たちの勧めは、教派や文化の違いを超えて私たちを結び合わせる源です。教会は聖霊に導かれて、世界宣教と奉仕という共通の使命に仕える一つの体として働きます。
今年の祈祷週間が、互いを受け入れ、支え合い、キリストの平和を証しする歩みへと私たちを新たに導く時となりますように。

◆NCC信仰と職制委員会
委員会では、「目に見える一致」を目ざして、NCC加盟教会の委員に加え、カトリック教会からもご協力をいただき、活動を展開しています。今後は、神学宣教委員会と合同での活動を検討しています。