エキュメニカルカレンダー

    11月
    29
    エイズ・サンデー(12月1日に最も近い聖日)を覚えて
    11月 29 全日

    12月1日の世界エイズデーに最も近い主日は、エイズ・サンデーとして世界の諸教会によって覚えられています。しかし日本の多くの教会では、エイズ患者・HIV感染者の存在が忘れられているのも現状です。そこには、「教会では感染ルートなどによって非難されるかもしれない」という怖れから声をあげられない人びとが多くいるのです。エイズのまん延を防ぐと同時に、社会や教会での感染者に対する差別・偏見がなくなるようにお祈り下さい。各地域の教会の働きが覚えられますように。

    セクシュアル・マイノリティである人びとの存在を覚えて
    11月 29 全日

    人間は「男」「女」のどちらかに生まれ、「女の子」は「女の子」らしく、 「男の子」は「男の子」らしく育てられ、異性を愛し、結婚して子育てをするという、画一的な生き方が長いこと当たり前とされてきました。このような現状の中で、同性愛者、バイセクシュアル(両性愛者、相手の性別が気にならないと説明する人もいる)、アセクシュアル(性的指向が同性異性どちらにも向かない人)、トランスジェンダー(体の性と自認する性が異なる人)など「多様なセクシュアリティ」を生きる人びとの中には、社会や教会からの圧力を受け、自分らしく生きることが困難な人も多くいます。生きることの根幹にかかわる性のあり方、その多様性を覚え、すべての人が神によって創られ祝福されていることを思いおこしましょう。

    12月
    6
    Bible Sunday(世界聖書日曜日) を覚えて
    12月 6 全日

    450 年ほど前、英国聖公会が第一祈祷書を作成した際、その中でアドベント (待降節)に、第1主日「キリストが与えられたことを感謝する」、第2主日 「聖書が与えられたことを感謝する」、第3主日「教職が降誕の備えをする」、 第4主日「再臨への備えをする」、と祈祷課題を設けました。これを受け英国聖書協会は、毎年アドベント第2主日を「み言葉の主日」=「聖書日曜日(バイブル・サンデー)」と制定しました。聖書は、世界に存在する 7,000 以上の言語の うち、まだ 700未満の言語にしか翻訳されておりません。すべての人にそれぞれの母国語で福音が届く日を待ち望みつつ、共に祈りましょう。

    国際人権デー(12月10日)を覚えて
    12月 6 全日

    1948年12月10日の国連総会で、「すべての人間は、生まれながらにして尊厳と権利について平等である」とうたわれた、世界人権宣言が採択されました。キリスト教界にとって、待降節の只中に、この「世界人権宣言」を記念する日が与えられていることは意味深いことでしょう。「すべての人は、神に似せて祝福の内に造られた」事実を、喜びをもって祈ることを神は求められているのではないでしょうか。主イエスがすべてのものを照らすまことの光として世に来られたことを祝う私たちは、神に造られた一人一人の命、存在が意味あるものとして生きていることを感謝の内に受け入れましょう。
    日本においても今なお、母語が異なることで苦しむ人や、日々の糧を得るためにさまよう人がいます。住まいがないために、また医療を受ける権利が保障されないまま、生涯を閉じていく人もいます。キリストはわれわれと「住まい」 を共にするために、人間の一人として生まれ出られました。社会が閉鎖的に傾きがちな今日、共に生きるための手を伸ばしましょう。特に、日本に生まれて成長し、日本語しか話せない多くの子供たちの正規滞在化と教育を受ける権利のために、お祈りください。

    12月
    13
    国際移住労働者デー(12月18日)を覚えて
    12月 13 全日

    1990年12月18日、「すべての移住労働者とその家族の権利保護に関する条約」が国連で採択され、2004年7月1日に発効しました。この条約は、在留資格のある・なしにかかわらず、すべての移住労働者とその家族の基本的人権は保障されるべきとうたっています。しかし、日本は、この条約を批准していません。そのため、日本で暮らしている移住労働者(難民を含む)とその家族は、在留資格がない、外国人である、または、外国に文化的・民族的ルーツをもつなどという理由で、さまざまな差別や人権侵害を受けています。そして、2012年7月の在留カード制度施行により、いわゆる不法滞在の人びとは、これまでの市民サービスが受けられないなど、ますます苦しんでいるにもかかわらず、政府は新たな労働力として外国人受け入れを進めております。長く非正規滞在者として困難な生活を余儀なくされた人々が決して、置き去りにされないようお祈り下さい。

    1. 日本は、「すべての移住労働者とその家族の権利保護に関する条約」を批准すること。そして、条約に定められたことを実行すること。
    2. 移住労働者、難民受け入れの拡大には、「定住5年」「家族帯同を認めない」など看過できない条件を撤回し、移住労働者の権利を守る法律を制定し、移住労働者に対する偏った報道をやめること。
    3. 日本で働くすべての移住労働者に労働ビザを与え、非正規におかれた子どもたちの正規滞在化と教育の権利を保障すること。大人の移住労働者へ日本社会について学ぶ機会を、そして、日本人が移住労働者の文化・社会・権利について学ぶ機会をつくること。

    難民・移住労働者問題キリスト教連絡会(難キ連)のために
    12月 13 全日

    難民・移住労働者問題キリスト教連絡会(難キ連)
    難キ連は、設立以来在日外国人 の人権問題に取り組んできました。近年は入管収容場被収容者面会支援活動に力を注いで参りましたが、2019年年度からは、さまざまな文化的背景を持つ子どもたちの学習支援活動に焦点を当て活動することと島咲いた。難民や移住労働者の問題に関わる啓発、啓蒙活動も継続して行います。私たちの隣人である難民や移住労働者のために、また彼らと共に歩む難キ連の働きのためにお祈りください。

    ホームページ https://nankiren.jimdo.com

    12月
    20
    〈降誕日〉 世界への大きな喜び(天に栄光、地に平和)
    12月 20 全日

    冬至を過ぎたこの時期に古代の人々は「太陽の勝利の日」を祝いました。キリスト教会はイエス・キリストの誕生を、「わが名を畏れ敬うあなたたちには、義の太陽が昇る。その翼にはいやす力がある」(マラキ書3:20)の預言の成就として、この日を主の誕生の日としました。
    地球温暖化と資源の枯渇による人類の生存への不安や、生存競争と敵意と戦争に世界が傷ついている時、神は天から地に下り、人間と連帯して生きられました。われわれは、神と人、人と人との愛の共同体を築いてゆくように促されます。
    救い主イエス・キリストを宿した母マリアは、キリストが内に住み、このキリストを世に運ぶものとして教会の姿でもあります。マリアがエリサベトを訪ねて、共どもに救いの到来を喜んだように、日本の諸教会とキリスト教諸団体とキリスト者めいめいが共に喜び、主を世に運ぶ使命に新しく前進しましょ う。

    12月
    27
    NCC神学・宣教委員会のために
    12月 27 全日

    NCCの「神学・宣教部門」には、信仰職制委員会と神学・宣教委員会があります。信仰職制委員会が教理と職制に関する教会間対話を進めるのに対して、 神学・宣教委員会は NCC 諸活動に通底する神学と宣教理解を確認し、諸教会と共有するための「ことば」を発していくことを目的としています。2019 年には宣教会議が開催され、神学・宣教部門は宣教会議の宣言文の原案を寄贈しました。また、宣言文と共に上程したリタニーが用いられることを願っています。

    死刑の廃止を求めて
    12月 27 全日

    カトリック教会は福音の光のもとに「死刑は許容できません。それは人格の不可侵性と尊厳への攻撃だからです」と教え、全世界から死刑が廃止されることを目指して努力しています。日本カトリック正義と平和協議会は、キリストの教えに基づいて社会問題に取り組むカトリック教会の組織です。その中の「死刑廃止を求める部会」は、志を同じくする国内外・教会内外の方々と連帯し、祈りの集いや講演会の開催、文書の発行などを通じて、死刑廃止を促進する活動を行っています。
    わたしたちは日本政府が、死刑廃止を求める世界中の人々の声に耳を傾け、命の尊厳を守るため、死刑の停止・廃止に向けた勇気ある行動を取るよう切に望みます。たとえどのような理由があろうと、またそれがどれほど人間的に“正義”に見えたとしても、人間が国家の名において人の命を奪うことは、神の権限を侵すことだからです。
    「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」(ルカ 23:43)。自身が無実の“死刑囚”として処刑されていく中、イエスが真っ先に楽園へと招かれたのもまた“死刑囚”でした。
    わたしたちを惹きつけてやまないのは、報復ではなく、命をかけて赦しの道を選択したイエス・キリストの生き方です。十字架を前にして弟子たちに剣を放棄することを命じ、自分を十字架に釘づける者たちのために、赦しを願いつ つ息を引き取ったイエスの道を、わたしたちも歩み従いたいのです。(カトリック正義と平和協議会)

    投稿日:8月 6, 2018 更新日:

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