エキュメニカルカレンダー

1月
26
NCC東アジアの和解と平和委員会のために
1月 26 全日

東アジアにおける政治体制の違いのゆえに国交の断絶している国の教会と のエキュメニカルな交流を通して、和解と平和の実現に寄与することを目的として2006年の総会にて設立されました。朝鮮半島の和解と平和、統一のための 世界教会協議会(WCC)の「東山荘プロセス」や、東アジアの民衆の安全保障を共に考えるアジア・キリスト教協議会(CCA)の作業部会、北朝鮮への人道支援などとの協力のもと、教会間の協力を通して特に緊張緩和と平和の実現を進めるための委員会です。

朝鮮半島の平和と統一を求めて
1月 26 全日

朝鮮半島は、日本の植民地支配に続き、戦後南北が分断され、1950年に勃発 した朝鮮戦争、また冷戦によって分断が固定化されたまま現在に至っています。世界教会協議会(WCC)がイニシアティブをとる「東山荘プロセス」では、朝鮮半島の平和統一は、南北の教会の課題だけでなく、世界の教会の課題であることが確認され、南北の教会の対話と和解と協力を軸にして、世界の教会が協力してその働きを進めています。
NCCでは、「東アジアの和解と平和委員会」を通して、韓国と朝鮮民主主義人民共和国の教会および在日大韓基督教会と協力して、朝鮮半島の平和と統一が促進されるために働き、共に祈りたいと願っています。

2月
2
日本バプテスト同盟のために
2月 2 全日

○ 教会・伝道所67、集会所5、協力団体(学校など)16、神学校1
○ 教会員数:現在会員1,997名、在籍会員3,408名
○ 礼拝出席数1教会あたり平均25名 ○ 教会学校45校、平均出席者15名。
○ バプテスト同盟の2019年度年間主題:「小さな群れよ、恐れるな」
主題の聖句:
「小さな群れよ、恐れるな。あなたがたの父は喜んで神の国を下さる。」 (ルカ12:32)

1. 祈りの課題(2020年4月から5カ年の新しい宣教の指針です。)
① 交わりをつくろう(コリント信徒への手紙一 12章12~13節)
私たちは、バプテストの伝統である「聖書主義」、「万人祭司」、「政教分離」、「個別教会主義」を大切にし、良心に基づく自覚的な信仰を認めあう立場を確認します。そして同盟が多様な価値観を持った集まりであることを認識し、対話の中で、互いの信仰を深めある取り組みをしていきます。世の簡易主義や形式主義に注意を払いながら、教会間、部会間、教会と協力団体の間の互助と交わりを進めていきます。
② 宣教しよう(マタイによる福音書 28章19~20節)
宣教することは、神さまから与えられた使命です。その宣教の中心は、礼拝です。礼拝には多様性を受け入れて外国の人の礼拝出席など誰もが参加できることが求められます。より開かれた礼拝をおこなうためにはどうすればよいか、祈り、考え、試みを重ねていきます。
また、私たち同盟には、宣教活動が困難な状況に置かれている教会があります。各教会、部会、同盟として困難を受け止め、どのように毎週の礼拝を守り、宣教できるかを探り、祈り、知恵を出し、連帯していきます。
また、伝道者養成機関の必要性を認識し、教会、協力団体に仕える伝道者を自分たちの力で生み出していきます。
協力団体と教会とが共に取り組む宣教が、宿されるよう祈り合っていきます。
海外のバプテストと協力しながら、世界宣教に協力していきます。
③ 奉仕しよう(マルコによる福音書 10章43~44節)
私たちは地域や社会で奉仕するものとして召されています。私たちが置かれている地域の現状、国の現状と向き合い、必要とされている奉仕を続けます。「地の塩、世の光」として地域社会に必要とされている働きを続け、仕えるものとなり社会の課題に取り組んでいきます。

ホームページ http://www.jbu.or.jp/

日本バプテスト連盟のために
2月 2 全日

○ 1947 年に 16 の教会で日本バプテスト連盟を結成。現在 319 の教会・伝道所が「協力伝道」に励んでいる。
○それぞれの教会が独自の信仰告白と規律を持つ独立した「各個教会」の協力伝道体という意識を大切にしている。
○現在、4度目の機構改革に向けて歩んでおり、2020年に宣教会議の開催を予定。
○ シンガポールにアジア・ミッション・コーディネーターを、インドネシア とカンボジアに宣教師、そしてルワンダに国際ミッション・ボランティ アを派遣。また、国際宣教協力の新しい可能性を模索中。
○ 青少年伝道は、特に「出会い」のプログラムを中心に展開。2019年度は「少年少女・隣人に出会う旅」を実施。命と人権を問いかけてくる現場、横須賀・川崎、沖縄、韓国を訪問。青年を対象としたプログラムは「青年ミッショ ン・トリップ」を、また青年と共に生きる教会となるために全年齢層を対象とした「伴走ひろば」を実施。
○ 六つの特別問題委員会(靖国神社問題、公害問題、日韓・在日連帯、部落問題、ホームレス支援、性差別問題)の他、「障がい」者と教会委員会、セクシュアルハラスメント防止相談委員会が各分野での働きを進めている。臨時委員会として、憲法改悪を許さない私たちの共同アクション担当者会と「平和宣言」推進担当者会では憲法改悪の動きに対し協働している。東日本大震災被災地支援委員会、現地支援委員会も継続して活動している。また、沖縄基地課題に関する取り組みも継続している。

ホームページ http://www.bapren.jp/

2月
9
信教の自由を求めて
2月 9 全日

アジア・太平洋戦争が終わるまで2月11日は、『日本書紀』で神話上の神武天皇の即位を「紀元節」として国民全体に祝うことを求めた日でした。1940年に日本全国で行われた「皇紀二千六百年」の祝賀行事もこの神武天皇即位の数えによるものです。同年にはキリスト教会も「皇紀二千六百年奉祝全国基督教信徒大会」を行い、天皇賛美の集会を行った負の歴史を刻んでいます。
戦後も1966年に日本政府は2月11日を「建国記念の日」と定め、翌年から「国民の祝日」としました。天皇を現人神として崇め、その権威を強めるために設定された日を再び「国民の祝日」としたことは国家神道復活の明確な意思を秘めたものです。
かつて日本の教会が、国家神道に迎合し、聖書の神以外の神を礼拝し、戦争協力を行ったことを悔い改め、再びそのような道を歩まないようにと、2月11日を「信教の自由を守る日」としています。
以後も、「元号法制化」「国旗国歌法」の制定、「教育基本法改悪」に基づいて「日の丸・君が代」の強制、道徳の教科化、教育勅語を公教育に再び持ち出そうとの試みなどの動きが続いています。キリスト者は、歴史の反省に立ち、信じる自由・信じない自由が少数者においても守られ、保障される共に生きる 平和な社会を創るために、この日を覚え続けたいと思います。

2月
16
日本聖公会のために
2月 16 全日

聖公会はカンタベリー大主教を一致のシンボルとして、世界165以上の国と地域に39の教会共同体(管区)があり、数千万人の信徒が信仰生活を営ん でいます。今年で宣教160周年を迎えた日本聖公会(にっぽんせいこうかい)はその中の一つの管区として全国に11の教区を形成し、約5万人の信徒が主教・司祭・執事と共にその使命を担い、福音宣教の働きに参与しています。「聖書・伝統・理性」を重んじ、あらゆる絶対主義を否定し、解釈し続ける共同体というアイデンティティーを持っています。
全聖公会(アングリカン・コミュニオン)は宣教の指標を以下の5つに定め ています。

① 神の国のよき知らせを宣言すること
② 新しい信徒を教え、洗礼を授け、養うこと
③ 愛の奉仕によって人びとの必要に応答すること
④ 社会の不正な構造を改革し、あらゆる暴力に反対し、平和と和解を追及すること
⑤ 被造物の本来の姿を守り、地球上の生命を維持・再生するため努力す ること

その他の活動などについては、日本聖公会管区事務所ホームページをご覧ください。
神さまに与えられたすべての「いのち」を保全し、互いに尊ぶ平和な社会の実現に向けて私たちの賜物が用いられますように。そして、すべての困難な状況にある方々と共に歩む教会として、一人一人の祈りと行動が導かれますように。

日本聖公会管区事務所ホームページ http://www.nskk.org /

2月
23
NCC宗教研究所のために
2月 23 全日

いま世界は、戦争と平和、人権、環境・自然保護などについて、地域、信条等の相違を超えて協力する必要に迫られています。そのためには、他宗教を理解することが大切なひとつであると考えます。宗教研究所は1959年の設立以来、研究会・講演会・ゼミナールなどの開催や他宗教の研究と対話のプログラム、また、雑誌『出会い』と英文雑誌『Japanese Religions』の発行を通して、日本の教会、さらには世界の教会に仕えてきました。2002年からは、ドイツの宣教団体EMSの要請を契機として、海外の神学生、宗教教育担当教師、現職の牧師や司祭などを受け入れて、日本の諸宗教についての講義や諸宗教の人びととの交流「日本の諸宗教-研修と対話-プログラム」(Interreligious Studies in Japan Program)を実施し ています。とくに、この働きのためにご加祷ください。海外からの参加者たちは、日本の教会との交流を強く望んでいます。また研究活動として、牧師や僧侶、研究者など多彩な嘱託研究員がそれぞれのテーマで研究や討議を積み重ねています。

祈りの課題:
「日本の諸宗教─研修と対話─プログラム」(ISJP)のため 諸研究活動のため

ホームページ https://nccisjpnew.wixsite.com/ncccenter

3月
1
NCC女性委員会のために
3月 1 全日

NCC女性委員会は、現在プロテスタントの9つの教派と4つの団体で構成されています。委員会では情報交換や討議を行い、エキュメニカル運動を進めています。

<活動目標>
 構成メンバ-の交わりを通して相互の理解を深め、働きや目的を分かち合う。
 女性や子どもたちの尊厳を損なっている状況について、共にその回復のために働く。
 和解と平和の活動に、世界の女性と連帯する。

<具体的な働き>
 「世界祈祷日」の日本における責任団体として、世界共通の礼拝式文と関連資料を翻訳・編集し、全国配布します。また、各地での祈祷日開催の呼びかけと支援を行います。
 日本軍強制「慰安婦」問題をはじめ、女性の視点で戦争の記憶を次世代へ語り継ぐと共に、「戦時性暴力問題連絡協議会」の加盟団体となり、日本軍強制「慰安婦」問題に対して、日本政府の謝罪と賠償を求めるための行動を行っています。集会やロビー活動に参加するほか、委員会として独自に活動を行っています。
 女性委員会では、すべての命をいとおしむ心を取り戻そうと、独自のフォーラムを開催しました。また、<女性の視点で聖書を読む>というテーマで、フォーラムを開催し、今後も継続していきます。
 韓国NCC女性委員会と協働で、東北アジアの平和のための、「日本・在日コリアン・韓国NCC女性委員会連帯・交流会議」を1996年より隔年で開催してきました。2020年は、秋に大阪での開催に向けて準備を進めています。

世界祈祷日(3月2日) を覚えて
3月 1 全日

世界祈祷日は、1887年にアメリカの女性たちが移住者や抑圧されている人たちを覚えて始めました。その後、2度の世界大戦を経験し、和解と平和を求 める祈りへと教派を超えて広がりました。「知ることから祈りへ、祈りから行動へ」と、現在では、世界祈祷日国際委員会(WDP)が中心となり、世界中で 毎年3月第1金曜日に「世界祈祷日」が守られています。テーマにそって共に 祈りあい、キリストの愛を世界中に広めています。
日本では、1932年から、第二次世界大戦中を除き毎年開催されています。 1949年より、日本キリスト教協議会(NCC)女性委員会がWDPより送られて くる原案をもとに、日本語式文を作成し配布しています。「世界祈祷日」の献 金はWDPを通して式文作成国の女性たちの活動のため、国内外の女性たちの 働きのためにささげられます。

世界祈祷日事務所ホームページ http://cloister171.blog.fc2.com/

3月
8
原子力の平和利用という言葉に騙されず
3月 8 全日

3月は、1954年にビキニ水爆実験で第五福竜丸を始め四国の多くのマグロ 漁船が被ばく、その翌日に日本は原子力予算を国会で通した月でもありました。 そしてその導入が間違いであったことが明らかになってしまったのも、この3月でした。
そもそも、当時のアメリカ大統領アイゼンハワーがビキニ実験の3ヵ月前に国連演説した「核の平和利用」は名目で軍事利用を覆い隠し、自国の核政策と経済を安定させるため原発を売ろうとしたものであり、同時に他国への核拡散を監視し防止するためのものでした。それを導入した日本も、本音は自分たちも核兵器を使えるようになりたいとの思惑があったことが、趣旨演説を担当した議員の言葉にも残っています。
福島で起きた原発震災の事故原因も解明されていないのに、国が川内原発を始め各地原発の再稼働を目指すのはとんでもないことです。地震大国に原発が要らないのはもちろんのこと、原子力(核)そのものが上記のように平和 反する悪の本質を身にまとうものであり、日本はそれらからいっさい縁を切って、世界へ核廃絶を訴えるべき時を迎えています。祈りましょう。

(NCC平和・核問題委員会)

投稿日:8月 6, 2018 更新日:

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