エキュメニカルカレンダー

8月
16
NCC青年委員会(エキュメニカル青年活動)のために
8月 16 全日

青年委員会は、NCCという日本のエキュメニカルな連帯の中でも、『青年』 の事についてあれこれ考え、やれる事を共にやってみようとしているつながりです。
『青年』の定義は必ずしもひとつではありませんが、私たちは“エキュメニカル”と“エンパワメント”という考え方を大切にしつつ、さまざまな団体・教派の『青年』が集まって、活動を紹介しあったり、生活のなかで考えている事を分かち合ったり、時には共に祈ったりする『エキュメニカルユースの集い』というイベントを年に2~3回ほど開催しています。
ところで、エキュメニカルって何でしょうか。
私たちは“キリスト教”や“教会”っていろいろあるけれど、まずは“神様”につながる存在であるという点において、一致するところはある。だから、一緒にできる事を考え、その点においてつながりを持って共に生きてみよう。そんな事を「エキュメニカル」だと思っています。
また、日本の“エキュメニカル”青年活動の文脈において“エンパワメント” とは「あらゆる生き方がある」と認め合うことであり、多様な価値観を体験、理解し、つないでいく素質を人との出会いによって引き出し合うこと、でもあ ります。
現在の社会におかれた『青年』たちの中には、日々の労働やさまざまな人間関係、自らの生活や将来、ときに教会生活にも「つらさ」を抱える人が少なくありません。
エキュメニカルユースの集いは“神様”といろんな形でつながりをもつ『青年』たちが集う場所です。この日本のキリスト教のひろがりの中には、本当にいろんな『青年』がいる。そんな出会いの喜びを、一緒に感じる事ができるつながりを目指しています。

アジア保健研修所(AHI)のために
8月 16 全日

「自立のための分かち合い」をモットーに、アジアの草の根の人たちが、自分たちで自分たちの健康と生活を守ることができるように働く「保健ワーカー」 の育成をしています。日本の地域づくりとアジアの地域づくりとを重ねながら、共に学び合いつつ活動をすすめていきたいと願っています。

祈りの課題
1. アジアの、より貧しく小さくされている人びとが、自信をつけながら、生活を確かにしていくことができますように。
2. アジアの人たちと同じように、日本の私たちも日常を見直し、共に生きるあり方を一緒に考えていくことができますように。
3. アジアの小さくされた人たちに寄り添うことのできる団体であり続けられますように。

聖書:
「はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」(マタイ25:40)

ホームページ http://www.ahi-japan.jp/

8月
23
9・1朝鮮人虐殺の被害者を覚えて
8月 23 全日

1923年の関東大震災に際しては、軍官民一体の暴力のもとで6,000人以上の朝鮮人が虐殺されました。今もまた日本社会の中では排外主義が高まる現状が あります。「ヘイトスピーチ」から「ヘイトクライム」へ、そして「虐殺」へと進んでしまう危機は、決して過去のものではありません。過去の歴史に向き合うことが共生社会を実現する明日への道を開きます。在日外国人に対する差別と偏見を無くし、共に生きる社会を実現することを覚えてお祈りください。

NCC在日外国人の人権委員会のために
8月 23 全日

NCCでは1967年頃より在日外国人の人権に目を向け、差別の実態を知り、取り組み始めました。70年代以降の日本の高度経済成長と共に、主としてアジアの国々にルーツを持つ多くの人たちが日本で生活するようになり、現在では日系の南米出身者をはじめ、さまざまな国にルーツを持つ人びとが在日・滞日 しています。そのような中、キリストの教会が、諸外国にルーツを持ちながら さまざまな理由により日本社会で暮らす人びとと寄り添い、共に歩むことができますように、またすべての人の命と人権が尊重され守られる社会を実現するための働きができますように、お祈りください。

真の多文化共生社会の実現を目指して
8月 23 全日

2019年には、従軍慰安婦問題や徴用工問題などを巡って、日本社会の中での「歴史修正主義」の台頭が深刻な問題となっていること、そしてそのことが在日外国人への差別と深く結びついていることが、より一層明らかとなりました。東京オリンピックが開催される2020年には、これまで以上にたくさんの諸外国からの訪問者を迎えることとなります。日本社会の人権感覚は、こうした方々を迎えるために十分なものとなりうるのか、不安はぬぐえません。
世界で、そして日本社会において、外国籍住民への排斥感情が高まりつつあります。しかし、そうであるからこそ、国籍・ルーツにかかわらずすべての人が等しくその自由と尊厳と権利が尊重され守られる社会を実現してゆくことは、キリスト者に託された使命として、今ますます重要性を増しています。お祈りとお支えをお願い申し上げます。

8月
30
平和をつくり出す宗教者ネット(宗教者ネット)のために
8月 30 全日

「平和を作り出す宗教者ネット」は、2002年、有事法制に危機感を抱いたカトリックのシスターが祈りを呼びかけたことで創設されました。キリスト者のほか、仏教、さらにイスラム教徒や神道の神主さんも一緒に活動しています。
毎月1回、原発廃止と自衛隊を災害救助隊にするようにという署名を集め、内閣府に要請行動をし、午後からは議員会館で、政治情勢などを学び、宗教者としての立場を確認する集会を開いています。現在は、憲法改定の動きに対し、反対の声を上げています。この行動は、すでに160回を超えています。お互いに信じる宗教は違いますが、自分の信仰が大事であるように、他の人の信仰にも敬意を払うなかで、命を大事にし、平和を重んじるという点では、どの宗教も一致していることに気づきました。仏教のお経に「殺すな、殺させるな、殺すのを見過ごすな」という言葉があることを知ったこともそのひとつです。また、立場の違いで共に活動しにくかった団体が、宗教者が間に立つことで、参加できると評価されることは嬉しいことです。
この数年、日本は戦争ができる国へと急速に進んでいます。一人ひとりの命は、イエス・キリストが十字架の死という尊い贖いによって救われたと信じる者として、平和憲法を守り、その理念を世界に発信することが、日本の宗教者の任務だと信じます。かけがえのない命を奪う戦争に反対し、平和のために働き続けられるよう、お祈りください。

平和を実現するキリスト者ネット(キリスト者平和ネット)のために
8月 30 全日

軍事化に抗し、武力によらない平和を実現するために、エキュメニカルなキリスト者ネットワークとして1999年に発足しました。聖書のみ言葉に聞き、祈りを合わせてキリストの平和が実現するように、各地で平和を求めて働く人びとと共に活動したいと願っています。
私たちは、憲法第9条こそ、「剣を打ち直して鋤とし」(イザヤ2:4)と いうみ言葉の具現化と信じています。現実の政治は、憲法破壊の安保法制が国民多数の反対を無視して、衆参両院で強行採決され、ナショナリズムは高まり、 戦争ができる国へと急速に進んでいます。秘密保護法の施行は外交、防衛などの重要な情報を国民の目から隠し、情報操作の働きをしています。憲法第9条の改悪さえ政治日程に上げられています。時代に対する見張りの役を担うキリスト者の責任はいっそう重くなっています。
キリスト者平和ネットでは、この目的達成のために毎月ニュースレターを発行し、キャロリングなどのイベントを行い、諸宗教や市民団体とも協働しています。また毎月第4月曜日18時からは沖縄・普天間基地ゲート前に連帯し、首相官邸前でゴスペルを歌う会を呼びかけています。キリストの平和を実現するための働きができるよう、神の導きと支えがあるよう、お祈りください。

ホームページ:http://cpnet.bona.jp/

9月
6
パレスチナに平和が実現されますように
9月 6 全日

パレスチナ紛争は、西欧の帝国主義とユダヤ人差別によって起こり、600万という莫大な難民を生み出し、現在まで続く国際紛争であります。イスラエル政府が国際法を無視した軍事行動や人権侵害を続け、パレスチナ側もハマスなどの極端な対抗によって、多くの犠牲者が出ました。2018年8月には停戦が成立しましたが状況は依然として厳しいものがあります。また、聖地回復を強硬に主張するシオニズムが問題の解決を困難にしています。さらにアメリカが領事館をエルサレムに移したことにより新たな緊張も生まれています。パレスチナにお ける正義の回復と和解のために、またこのことを覚えてなされている日本の教会やキリスト教関係諸団体の働きのためにお祈りください。

諸宗教との連帯のために
9月 6 全日

世界のさまざまな地域での戦争や紛争、暴力事件の一つの原因になっているのが、宗教的立場の違いです。近年特に深刻になってきました。それ ゆえ、異なる宗教的立場に立つ者が相互に対話し、互いの理解を深めることは、現代世界の緊急な必須条件であります。 京都にあるNCC宗教研究所は、日本のキリスト教界の諸宗教理解と対話のためにセミナーを開催し、研究を重ねています。またNCCでは、世界宗教者平和会議(WCRP)などを通して、宗教間対話と協力を推進していま す。それらの働きのためにお祈りください。

9月
13
「共生の天幕」をひろげよう
9月 13 全日

いまマイノリティ(少数者)を標的とするヘイトスピーチ(差別扇動)が、日本に住む人びとから自尊心を奪い、傷つけています。その上、戦後72年たった現在でも、旧植民地出身者である在日韓国・朝鮮人は、制度的差別・社会的差別から解放されず、移住労働者・国際結婚移住者・難民も、その基本的な権利が守られていません。「外国人であることを理由に入居差別を受けた人」が 42.6%、「外国人であることを理由に就職差別を受けた人」は27.6%にも上っています(法務省『外国人住民調査報告書』、2017年3月)。このような社会は、イエスさまが指し示してくれた「共に生き、共に生かし合う世界」とは相いれないものです。
ヘイトスピーチ解消法が2016年6月から実施されました。しかしこれは、諸外国で制定されている人種差別禁止法ではありません。「人種差別撤廃法」も 「外国人住民基本法」も、それがめざすのは「誰でも暮らしやすい」社会をつくることです。日本に住む外国人が240万人を超え、さまざまな文化を認め合い、生かし合うことは、大きな恵みであり、私たちの生活と精神を豊かにするものです。共に祈りを合わせましょう。

投稿日:8月 6, 2018 更新日:

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