エキュメニカルカレンダー

11月
24
日本キリスト教婦人矯風会のために
11月 24 全日

1886年に56人のクリスチャン女性によって結成された、日本に現存する最 も歴史ある女性団体です。2012年に公益財団法人となった後も、キリスト教精 神を大切にして活動を継続しています。女性の人権事業では、平和、性・人権 の尊重を中心として、護憲、脱原発、死刑廃止、性暴力・性搾取問題、アディ クション問題(依存症等)等に女性の視点で取り組み、全国各地で講演会・映 画会、相談・支援活動をしています。
女性の福祉事業では、国籍を問わない女性・母子を受け入れる緊急避難セン ター「女性の家HELP」(1986年設立)と、単身女性が生活の立て直しをする ための中長期宿泊施設「矯風会ステップハウス」(2000年設立、現在一時休止 55 中)を運営しています。難民・人身売買被害等、既存の法律では対応できない 女性たちのサポートは、公的補助金が使えません。世界祈祷日からのご献金を 心から感謝しています。運営費のほとんどを、多くの教会・キリスト者に支え られています。

祈りの課題
 戦時性暴力被害者(日本軍「慰安婦」)問題の真の解決を
 女性シェルター利用者に生活の安定と平安を
 すべての人が平和に暮らせる世界の実現

ホームページ http://kyofukai.jp/

日本クリスチャンアカデミーのために
11月 24 全日

対話と和解の働きを大切に アカデミーは、キリスト教の社会に対する奉仕の一つの姿である。
ゆえにア カデミーは、社会と人びとの持つさまざまな価値の多様性を尊重しながら、正 義、平和、いのちが尊ばれる社会の実現を目指す運動である。
出会いアカデミーは、分裂している社会において、さまざまな分野の異なる立 場の人びとに出会いの場を提供する。
はなしあい アカデミーは、対立の多い現代社会において、新しいヴィジョンが生ま れるためのはなしあいを行う。
支えあい アカデミーは、一人の力が限られている現代社会において、創造的な考 え方を持つ人びとが集い、つながりあい、社会の新しい可能性を開くた めのネットワークの場を作る。

ホームページ http://www.academy-nippon.com/

12月
1
エイズ・サンデー(12月1日に最も近い聖日)を覚えて
12月 1 全日

12月1日の世界エイズデーに最も近い主日は、エイズ・サンデーとして世界 の諸教会によって覚えられています。しかし日本の多くの教会では、エイズ患 者・HIV感染者の存在が忘れられているのも現状です。そこには、「教会では 感染ルートなどによって非難されるかもしれない」という怖れから声をあげら れない人びとが多くいるのです。エイズのまん延を防ぐと同時に、社会や教会 での感染者に対する差別・偏見がなくなるようにお祈り下さい。各地域の教会 の働きが覚えられますように。

セクシュアル・マイノリティである人びとの存在を覚えて
12月 1 全日

人間は「男」「女」のどちらかに生まれ、「女の子」は「女の子」らしく、 「男の子」は「男の子」らしく育てられ、異性を愛し、結婚して子育てをする という、画一的な生き方が長いこと当たり前とされてきました。このような現 状の中で、同性愛者、バイセクシュアル(両性愛者、相手の性別が気にならな いと説明する人もいる)、アセクシュアル(性的指向が同性異性どちらにも向 かない人)、トランスジェンダー(体の性と自認する性が異なる人)など「多 様なセクシュアリティ」を生きる人びとの中には、社会や教会からの圧力を受 け、自分らしく生きることが困難な人も多くいます。生きることの根幹にかか わる性のあり方、その多様性を覚え、すべての人が神によって創られ祝福され ていることを思いおこしましょう。

12月
8
Bible Sunday(世界聖書日曜日) を覚えて
12月 8 全日

450 年ほど前、英国聖公会が第一祈祷書を作成した際、その中でアドベント (待降節)に、第1主日「キリストが与えられたことを感謝する」、第2主日 「聖書が与えられたことを感謝する」、第3主日「教職が降誕の備えをする」、 第4主日「再臨への備えをする」、と祈祷課題を設けました。これを受け英国 聖書協会は、毎年アドベント第2主日を「み言葉の主日」=「聖書日曜日(バ イブル・サンデー)」と制定しました。聖書は、世界に存在する 7,000 言語の うち、まだ 451 言語にしか翻訳されておりません。すべての人にそれぞれの母 国語で福音が届く日を待ち望みつつ、共に祈りましょう。

国際人権デー(12月10日)を覚えて
12月 8 全日

1948年12月10日の国連総会で、「すべての人間は、生まれながらにして尊 厳と権利について平等である」とうたわれた、世界人権宣言が採択されました。 キリスト教界にとって、待降節の只中に、この「世界人権宣言」を記念する日 が与えられていることは意味深いことでしょう。「すべての人は、神に似せて 祝福の内に造られた」事実を、喜びをもって祈ることを神は求められているの ではないでしょうか。主イエスがすべてのものを照らすまことの光として世に 来られたことを祝う私たちは、神に造られた一人一人の命、存在が意味あるも のとして生きていることを感謝の内に受け入れましょう。
日本においても今なお、母語が異なることで苦しむ人や、日々の糧を得るた めにさまよう人がいます。住まいがないために、また医療を受ける権利が保障 されないまま、生涯を閉じていく人もいます。キリストはわれわれと「住まい」 を共にするために、人間の一人として生まれ出られました。社会が閉鎖的に傾 きがちな今日、共に生きるための手を伸ばしましょう。特に、日本に生まれて 成長し、日本語しか話せない多くの子供たちの正規滞在化と教育を受ける権利 のために、お祈りください。

12月
15
国際移住労働者デー(12月18日)を覚えて
12月 15 全日

1990年12月18日、「すべての移住労働者とその家族の権利保護に関する条約」 が国連で採択され、2004年7月1日に発効しました。この条約は、在留資格の ある・なしにかかわらず、すべての移住労働者とその家族の基本的人権は保障 されるべきとうたっています。しかし、日本は、この条約を批准していません。 そのため、日本で暮らしている移住労働者(難民を含む)とその家族は、在留 資格がない、外国人である、または、外国に文化的・民族的ルーツをもつなど という理由で、さまざまな差別や人権侵害を受けています。そして、2012年7 月の在留カード制度施行により、いわゆる不法滞在の人びとは、これまでの市 民サービスが受けられないなど、ますます苦しんでいるにもかかわらず、政府 は新たな労働力として外国人受け入れを進めております。長く非正規滞在者と して困難な生活を余儀なくされた人々が決して、置き去りにされないようお祈 り下さい。

1. 日本は、「すべての移住労働者とその家族の権利保護に関する条約」 を批准すること。そして、条約に定められたことを実行すること。
2. 移住労働者、難民受け入れの拡大には、「定住5年」「家族帯同を認め ない」など看過できない条件を撤回し、移住労働者の権利を守る法律 を制定し、移住労働者に対する偏った報道をやめること。
3. 日本で働くすべての移住労働者に労働ビザを与え、非正規におかれた 子どもたちの正規滞在化と教育の権利を保障すること。大人の移住労 働者へ日本社会について学ぶ機会を、そして、日本人が移住労働者の 文化・社会・権利について学ぶ機会をつくること。

難民・移住労働者問題キリスト教連絡会(難キ連)のために
12月 15 全日

難民・移住労働者問題キリスト教連絡会(難キ連)は、設立以来在日外国人 の人権問題に取り組み、近年は入管収容場被収容者面会支援活動を通して見え てくる、収容処遇、医療問題の改善や収容を解かれた仮放免難民申請者=非正 規滞在とその家族の正規滞在化を求め支援活動に力を注いで参りました。長期 仮放免者の突然の収容とその長期化は夫婦分離、家族分離による家庭崩壊の危 機を孕み、難民を含む非正規滞在者のチャーター機による大量強制送還や収容 所内の死亡事件など外国人の人権蹂躙の深刻化は看過できない状況にありま す。また、非正規におかれた「仮放免」の人々は、移動制限、就労不可、医療 費の全額負担等社会保障の枠組みから疎外され困窮と闘っており、子供の成長 に伴う苦悩は倍加し一層深刻になっています。政府は、外国人労働者の受け入 れ、難民受け入れ拡大の方向にありますが、かつては日本社会の底辺を支える うちに超過滞在となった移住労働者、認定率0.01%の難民鎖国日本で難民申請 をくり返しながらも日本語、習慣を身につけ日本社会で即戦力になると思われ る非正規におかれた人々が、決して置き去りにされないよう求める働きを使命 と覚え、次代の日本社会を共に築く子供たちの未来に向けて、真の多民族・多 文化共生社会の実現のために地道な支援活動を続けております。
私たちの隣人である難民や移住労働者のために、また彼らと共に歩む難キ連 の働きのためにお祈りください。

ホームページ https://nankiren.jimdo.com

12月
22
〈降誕日〉 世界への大きな喜び(天に栄光、地に平和)
12月 22 全日

冬至を過ぎたこの時期に古代の人々は「太陽の勝利の日」を祝いました。キ リスト教会はイエス・キリストの誕生を、「わが名を畏れ敬うあなたたちには、 義の太陽が昇る。その翼にはいやす力がある」(マラキ書 3:20)の預言の成就 として、この日を主の誕生の日としました。
地球温暖化と資源の枯渇による人類の生存への不安や、生存競争と敵意と 戦争に世界が傷ついている時、神は天から地に下り、人間と連帯して生きられ ました。われわれは、神と人、人と人との愛の共同体を築いてゆくように促さ れます。
救い主イエス・キリストを宿した母マリアは、キリストが内に住み、この キリストを世に運ぶものとして教会の姿でもあります。マリアがエリサベトを 訪ねて、共どもに救いの到来を喜んだように、日本の諸教会とキリスト教諸団 体とキリスト者めいめいが共に喜び、主を世に運ぶ使命に新しく前進しましょ う。

12月
29
NCC神学・宣教委員会のために
12月 29 全日

NCC の「神学・宣教部門」には、信仰職制委員会と神学・宣教委員会があ ります。信仰職制委員会が教理と職制に関する教会間対話を進めるのに対して、 神学・宣教委員会は NCC 諸活動に通底する神学と宣教理解を確認し、諸教会 と共有するための「ことば」を発していくことを目的としています。2019 年 には宣教会議が開催されます。実りある宣教会議となるよう、神学・宣教委員 会は積極的に参与します。

投稿日:8月 6, 2018 更新日:

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