国際女性デー(3月8日) NCC宗教研究所
◆国際女性デー(3月8日)
3月8日が「国際女性の日」と定められて、すでに1世紀。国連では、1975年を「国際女性年」と定め、それ以降、毎年これを記念したイベントを開催し、ジェンダーの平等と女性のエンパワメントの促進、啓発にいっそう取り組んでいます。
1995年に北京で開催された「第4回世界女性会議」において、「北京行動宣言」が各国の首脳や女性団体から強い熱意と固い決意をもって採択されました。
世界教会協議会(WCC)では、1991年から2000年の10年を「教会が女性と連帯する10年」、また2001年から2010年を「すべての暴力を克服する10年」と定めて、さまざまな権利とジェンダー、差別と抑圧の問題に教会が向き合うようにと呼びかけました。
女性たちが神様の招きに応えて歩み出すことができますように。また、教会が、女性たちの置かれている状況に敏感になり、問題解決の道を祈り求めていけますように。
◆NCC宗教研究所
いま世界は、戦争と平和、人権、環境・自然保護などについて、地域、信条等の相違を超えて協力する必要に迫られています。そのためには、異なる文化や宗教を理解し対話することが大切であると考えます。宗教研究所は1959年の設立以来、研究会・講演会・ゼミナールなどの開催や他宗教の研究と対話のプログラム、また、雑誌『出会い』と英文雑誌『Japanese Religions』の発行を通して、日本の教会、さらには世界の教会に仕えてきました。2002年からは、ドイツの宣教団体EMSの要請を契機として、海外の神学生、宗教教育担当教師、現職の牧師や司祭などを受け入れて、日本の諸宗教についての講義や人びととの交流「日本の諸宗教−研修と対話−プログラム」(Interreligious Studies in Japan Program)を続けています。とくに、この働きのためにご加祷ください。海外からの参加者たちは、日本の教会、教会員の皆さんとの交流を強く望んでいます。また研究活動として、牧師や僧侶、研究者など多彩な嘱託研究員がそれぞれのテーマで研究や討議を積み重ねています。
祈りの課題
・ 「日本の諸宗教─研修と対話─プログラム」(ISJP)のため
・ 諸研究活動のため
ホームページ https://nccisjpnew.wixsite.com/ncccenter