NCC靖国神社問題委員会のために

投稿日:12月 21, 2018 更新日:

「靖国神社問題委員会」が取り組む課題は、「靖国神社問題」のみに留まらず、キリスト教会が2000年の歴史の中で向き合った「教会と国家」の問題と深い関わりを持っています。特に日本の歴史において国が神的権威を要求し、市民に一律に礼拝を強要した「カエサルは主である」ことの要求に抵抗したことは、「イエスは主である」との信仰告白そのものです。日本の教会の歴史においては、進んで天皇を参拝し、戦争協力を行った痛ましい負の歴史の教訓を負っています。それは過去の歴史だけの問題ではなく、戦後の居間においても、同じ課題の克服を問われていることを覚え、教会は目を覚ましていなければなりません。
2019年の天皇の代替わり諸儀式は、天皇が天照大神の神的権威を継承することを宣言し、「天皇を主とする」ことによって「国民統合」を強化し、政教分離原則や主権在民の憲法原理に、皇室の伝統が勝ることを既成事実化する只中にあります。
靖国神社問題委員会国家の神格化、国家神道体制の復古、戦争への準備行為に警鐘を鳴らすととのに、日本に立てられた教会が神の言葉の真理に立ち、アジアの人々と共に、和解の務めに生きることができるよう取り組み、天皇の代替わりの一年を通して、学習会や祈祷会を連続して開催し、諸教派、団体を越えた運動を共に作って行きたいと願っています。信仰の課題として共に取り組んでまいりましょう。

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