
朝鮮半島の平和と統一を求めて NCC東アジアの和解と平和委員会
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◇朝鮮半島の平和と統一を求めて
朝鮮半島は、日本の植民地支配に続き、戦後南北が分断され、1950年に勃発した朝鮮戦争、また冷戦によって分断が固定化されたまま現在に至っています。世界教会協議会(WCC)がイニシアティブをとる「東山荘プロセス」では、朝鮮半島の平和統一は、南北の教会の課題だけでなく、世界の教会の課題であることが確認され、南北の教会の対話と和解と協力を軸にして、世界の教会が協力してその働きを進めています。
NCCでは、「東アジアの和解と平和委員会」を通して、韓国と朝鮮民主主義人民共和国の教会および在日大韓基督教会と協力して朝鮮半島の平和と統一が促進されるために働き、共に祈りたいと願っています。このために、「和解と平和を求める日韓共同祈祷会」を開催し、その都度取り組むべき課題を確認し、祈りを共にします。また、朝鮮学校無償化排除問題にも取り組んでいます。
◇NCC東アジアの和解と平和委員会
東アジアの和解と平和委員会は、東アジアにおける政治体制の違いのゆえに国交の断絶している国と教会とのエキュメニカルな交流を通して、和解と平和の実現に寄与することを目的として2006年の総会にて設立されました。
2022年度から2023年度にかけては、日韓の和解と平和、朝鮮半島の和解と平和、ミャンマーの民主化、沖縄の基地問題などの課題を覚えつつ活動したいと願っています。そのために、9条世界宗教者会議、日韓和解と平和プラットフォームなどとの連携をはかっています。