基督教イースト・エイジャ・ミッション チョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故に思いを馳せて

基督教イースト・エイジャ・ミッション チョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故に思いを馳せて

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◆基督教イースト・エイジャ・ミッション
1. 団体の解説
当法人の歴史は1884年に遡ります。ドイツとスイス両教会によって東亜伝道会(OAM)が結成され、日本宣教の一つに選ばれたのが富坂でした。
① 富坂キリスト教センターは、キリスト教社会倫理の学際共同研究とエキュメニカルな研修会を柱に、過去の反省に基づき、教会の福音宣教に協力しつつ歩んでいます。
② 山上国際学寮は、Unity and DiversityとLife for Tomorrowの理念のもと、2009年4月に開設されました。国際交流を平和運動と位置付け、国内外の研究員・学生が共に生活し、成長することを目指しています。
③ 京都宗教学際研究所は、ドイツEMSとNCC宗教研究所の諸宗教間対話プログラムに賛同協力し、豊かな人的国際交流の具体化とともに諸宗教間対話の実質化を目指しています。
④ 富坂子どもの家では、モンテッソーリ教育法に基づいた教具教材を活用することで、発達面に様ざまな特性をもつ子どもたちの感覚の洗練、秩序感の形成、精神の集中等の成長の要素が得られるようにと願っています。
⑤ 富坂まきば保育園は、2017年4月にスタートしました。富坂子どもの家とあわせ100名近い乳幼児が毎日通ってきます。地域に仕えつつ、幼い子どもたちの豊かな成長を支援していきたいと思います。

2. 祈りの課題
過去の歴史を悔い改めつつ、将来を、自分たちの思いではなく、「御国を来たらせ給え」という祈りに合わせて築き上げていくことができますように。

 ホームページhttp://www.ceam.asia/

◆チョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故に想いを馳せて(4月26日)
1986年4月26日のチョルノービリ原発事故から37年になります。当時の旧ソ連のウクライナ、ロシア、ベラルーシのほか、世界の広い範囲に放射性降下物が拡散しました。今でも30キロ圏内に立ち入るには特別の許可証が必要です。
ウクライナ政府の統計では、事故処理に従事し被曝した作業員は3ヵ国で計80万人、そしてウクライナだけで2万5000人以上が死亡したとのことです。隣国ベラルーシでは子どもたちの間に甲状腺がんが異常に増え、その後も内分泌・循環器系・呼吸器の病気が増加し、子どもも大人も心と体の痛み、苦しみから解放されず、自然界も修復不能なほど傷ついています。
それにしても、チョルノービリにおいてでさえ、年5ミリシーベルト以上の地域の人びとを避難させる責任を行政は負い、年1ミリシーベルト以上の地域の人びとには避難の権利も与えられているのに、日本政府が年20ミリシーベルト以上の地域の人びとにしか避難の責任を負っていないことは異常です。今からでも見直しが必要です。
(NCC平和・核問題委員会)

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日時

2023-04-23
 

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