在日大韓基督教会のために

投稿日:12月 21, 2018 更新日:

在日大韓基督教会(KCCJ)は2018年、宣教110周年を迎えました。その始まりは、1908年、在日本朝鮮YMCAで礼拝を守っていた朝鮮人留学生たちによる教会形成の要望にあります。その後、朝鮮長老教会、朝鮮メソジスト教会、カナダ長老教会などの各教団の支援を受けながら、日本の植民地政策によって日本に渡ってこざるを得なかった朝鮮半島の人びとの心のよりどころとして、全国各地に教会がつくられました。
戦後、日本に定着した人びとと共に新たな段階を迎えたKCCJは、1968年に標語「キリストに従ってこの世へ」を掲げ、貧しい人びとと共に生きたキリスト に倣い、差別と抑圧の中で生きる民族的マイノリティーの苦難を担いながら、 この日本の地で神の義と平等を求めて生きる「地の塩」なる教会としての歩み をはじめました。その歩みの中で、80年代からは指紋押捺拒否運動や、祖国の平和統一に向けた働きに参与してきました。さらに90年代からは「外国人が暮らしやすい社会は、日本人にも暮らしやすい」というスローガンのもと、外国人住民基本法制定のための運動を展開しています。
現在、日本全国に約100の教会を有するKCCJは、戦前の在日コリアンや日本人、日本人と在日の間に生まれたダブル、新たに韓国からやってきて日 本に定着したニューカマー、中国出身の朝鮮族など、さまざまな出自の人びとが集まって一つの礼拝をささげる、豊かな多様性を特徴とする教会に育ちました。
この多様性こそ「神から与えられた賜物」であること、また「わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』(マタイ25:40)との主の教えに従いながらKCCJはこれからも一層マイノリティーたちと共にある教会としての歩みを重ねてまいります。
日本軍「慰安部」問題と「徴用工」問題による貿易制裁と韓国をホワイト国から除外するなど、日韓関係が戦後において最悪になっています。日韓問題だけでなく朝鮮半島を巡る東北アジアの和解と平和のためにお祈りください。

ホームページ https://kccj.jp/

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