原子力の平和利用という言葉に騙されず

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3月は、1954年にビキニ水爆実験で第五福竜丸を始め四国の多くのマグロ 漁船が被ばく、その翌日に日本は原子力予算を国会で通した月でもありました。 そしてその導入が間違いであったことが明らかになってしまったのも、この3月でした。
そもそも、当時のアメリカ大統領アイゼンハワーがビキニ実験の3ヵ月前に 国連演説した「核の平和利用」は名目で軍事利用を覆い隠し、自国の核政策と経済を安定させるため原発を売ろうとしたものであり、同時に他国への核拡散 を監視し防止するためのものでした。それを導入した日本も、本音は自分たち も核兵器を使えるようになりたいとの思惑があったことが、趣旨演説を担当し た議員の言葉にも残っています。
福島で起きた原発震災の事故原因も解明されていないのに、国が川内原発を はじめ各地原発の再稼働を目指すのはとんでもないことです。地震大国に原発 が要らないのはもちろんのこと、原子力(核)そのものが上記のように平和に 反する悪の本質を身にまとうものであり、日本はそれらからいっさい縁を切っ て、世界へ核廃絶を訴えるべき時を迎えています。祈りましょう。

(NCC平和・核問題委員会)

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