チェルノブイリ原発事故に想いを馳せて(4月26日)

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1986年4月26日のチェルノブイリ原発事故から33年になります。当時の旧 ソ連のウクライナ、ロシア、ベラルーシのほか、世界の広い範囲に放射性降下 物が拡散しました。今でも30キロ圏内に立ち入るには特別の許可証が必要です。
ウクライナ政府の統計では、事故処理に従事し被曝した作業員は3ヵ国で計 80万人、そしてウクライナだけで2万5000人以上が死亡したとのことです。隣 国ベラルーシでは子どもたちの間に甲状腺がんが異常に増え、今では内分泌・ 循環器系・呼吸器の病気が増加の傾向にありますが、国の経済状況の悪化と共 に十分な補償も受けられず、子どもも大人も心と体の痛み、苦しみから解放さ れず、自然界も修復不能なほど傷ついています。
それにしても、チェルノブイリにおいてでさえ、年5ミリシーベルト以上の 地域の人びとを避難させる責任を行政は負い、年1ミリシーベルト以上の地域 の人びとには避難の権利も与えられているのに、日本政府が年20ミリシーベル ト以上の地域の人びとにしか避難の責任を負っていないことは異常です。一刻 も早い見直しが必要です。

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