「共生の天幕」をひろげよう

投稿日:12月 21, 2018 更新日:

いまマイノリティ(少数者)を標的とするヘイトスピーチ(差別扇動)が、日本に住む人びとから自尊心を奪い、傷つけています。その上、戦後72年たった現在でも、旧植民地出身者である在日韓国・朝鮮人は、制度的差別・社会的差別から解放されず、移住労働者・国際結婚移住者・難民も、その基本的な権利が守られていません。「外国人であることを理由に入居差別を受けた人」が 42.6%、「外国人であることを理由に就職差別を受けた人」は27.6%にも上っています(法務省『外国人住民調査報告書』、2017年3月)。このような社会は、イエスさまが指し示してくれた「共に生き、共に生かし合う世界」とは相いれないものです。
ヘイトスピーチ解消法が2016年6月から実施されました。しかしこれは、諸外国で制定されている人種差別禁止法ではありません。「人種差別撤廃法」も 「外国人住民基本法」も、それがめざすのは「誰でも暮らしやすい」社会をつくることです。日本に住む外国人が240万人を超え、さまざまな文化を認め合い、生かし合うことは、大きな恵みであり、私たちの生活と精神を豊かにするものです。共に祈りを合わせましょう。

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