日本友和会(JFOR)のために

投稿日:12月 21, 2018 更新日:

昨年、日本友和会は創立百周年を迎え、記念公開講演会や若者へ積極的呼びか けをした全国大会開催時に、日本友和会としての戦争責任告白を国内外に公表 しました。天皇を中心とした軍国主義国家日本は、第二次世界大戦で国内外2千 300 余万の命を奪い、多大な環境破壊とぬぐい去ることのできない人びとの心身 の苦痛を与えた事実を国民として深く懺悔し、戦争放棄を誓いました。しかし戦 前・戦中の体験者が国民全体の4分の1に減少した現在、わが国の指導者たちは 戦前の日本軍国主義国家復活を目ざし、最近、基本的人権を否定する「秘密保護 法」、内閣決議により海外での自衛権行使を可能にする「安全保障関連法」 、良心 の自由を奪う「テロ等準備罪(共謀罪)」を多数決によって成立させました。さ らに憲法改正(改悪)発議を可能にする国会議員数を確保しようと、北朝鮮の核 実験連発を理由に国民の恐怖をあおり 640 億円を要する総選挙実施を宣告しま した。沖縄住民のさらなる犠牲を強いる日米安保体制を追認、自衛隊を正規の軍 へ変更する憲法改悪が目的です。今年度から選挙権は 18 歳に引き下げられまし たが、教育基本法はすでに改悪され、若者から世界平和へ貢献する日本の平和憲 法を学ぶ機会を奪っています。
このような時期にも決して諦めず、私たちはキリストの教えに従い、祈りつつ 平和を造り出す働きに取り組みたいと願います。以下を皆さんとの連帯の祈りにお覚え下さい。

1.国際間、民族間、宗教間の紛争が起き、テロ発生の原因となる貧困や差別、 過度の民族主義によって分断されることなく、人の命を大切にする基本 精神に立ち返り、紛争解決には武力でなく話しあいによる和解の道を模 索する忍耐心を与えて下さい。
2.沖縄辺野古の新しい軍港建設を強行する政府当局は、非暴力で埋め立て阻 止を訴えている住民を容赦なく力で排除し、怪我人や逮捕者が続出して います。沖縄の人びとの苦悩を分かちあいながら、この自然破壊と人びと 21 への弾圧の実態を国内外に訴え、この不正義を止めさせる道が開かれま すように。
3.未だに故郷に帰れない東北の被爆された住民を置き去りにし、安全性の確 保されない原発を再稼働、海外輸出さえしようとする原子力産業推進者 のあくなき貪欲さに対し一昨(2017)年度のノーベル平和賞受賞による国 際世論の高まりが彼らの行為を止めさせ、再生可能な自然エネルギー産 業を発展させるうねりとなりますように。 4.アジア近隣諸国に対し、わが国指導者が頑なに拒む過去の歴史認識を改め、 自らの過ちを反省して、心からの謝罪をすることができますように。その 謝罪の姿勢が国民全体に行き渡りますように。

ホームページ: http://jfor.a.la9.jp/

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