3月19日(月)20日(火)の2日間にわたって、NCC第40回総会が千代田区の日本聖公会神田キリスト教会を会場に開かれました。

1.准加盟団体の承認
公益財団法人早稲田奉仕園、公益財団法人ウェスレー財団、特定非営利活動法人CWS Japan の3団体が新総会期からの准加盟団体として承認を得ました。

2.新役員の選任
第39総会期まで2期務められた小橋孝一議長、網中彰子総幹事が辞任、新たな体制で臨むことになりました。役員は以下の通り。名前の後に(新)のある人が新任。
議長:渡部信(わたべ・まこと)氏(日本聖書協会)(新)
副議長:矢萩新一(やはぎ・しんいち)氏(日本聖公会)、小海光(こかい・ひかり)氏(ウェスレー財団)(新)、
書記:金迅野(きむ・しんや)氏(在日大韓基督教会)、梶浜淳(かじはま・じゅん)氏(日本聖書協会)(新)
総幹事:金性済(きむ・そんじぇ)氏(在日大韓基督教会)(新)
財務委員長:二見眞義(ふたみ・まさよし)氏(日本バプテスト連盟)(新)

3.新総会期のテーマ
第40総会期のテーマは「平和のきずなで結ばれて、共に進む」(エフェソの信徒への手紙4章3~4節)で、以下の7項目が柱となっています。
1)共に福音を宣べ伝えよう(マルコ16:19~20)
2)共に社会の中でみ言葉を証ししよう(マタイ26:52)
3)広く世界の友と連携していこう(エフェソ4:3~4)
4)諸教会との連帯(エフェソ4:25)
5)NCC各委員会活動のさらなる充実と課題の推進
6)NCC創立70週周年記念、「NCC主催・宣教会議」の開催(2018年度)
7)機構・財政について
規約の改正を行う。寄付、賛同金および修繕費積立金の拡充を図る。活動の発信を充実させる。

4.予算大綱
各加盟教団・団体とも厳しい財政状況にある中で、負担金の変更が余儀なくされます。その現状にかんがみて第39回総会期の収入・支出の中身を見直し、予算大綱を編成しました。

5.プレ集会報告
2018年度にNCC主催・宣教会議が開かれる予定ですが、それに先立ち2016年~17年に4回に分けてプレ集会が開かれました。その報告が画像を使って行われ、参加者はプレ集会の充実した内容を共有することができました。
NCCは第37総会期から人事・財政において厳しい状況に置かれていますが、一方で、新たな加盟団体が与えられたことは大きな希望です。世界や日本の情勢を顧みるとき、その働きの重要性は増しています。皆さまのご協力と祈りに支えられつつ、新しい総会期を歩んでいきたいと思います。

 新しく選任された役員。右から3番目、挨拶をしているのが渡部信新議長。

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