2001年

朝鮮半島平和統一南北共同祈祷主日のための祈祷文

 

この祈祷文は、韓国キリスト教教会協議会(KNCC)と朝鮮基督教徒連盟・中央委
(KCF)が協議し、つくられた、2001年8月12日の平和統一南北共同祈祷主日に使用される共祷文です。世界にある教会の姉妹・兄弟の皆さんがこの日を覚えて共に朝鮮半島の平和統一のために祈りを合わせてくださいますよう、送られてきました。日本キリスト教協議会は、在日大韓基督教会の協力を得て日本語翻訳し、皆様の元にお届けいたします。ぜひ、教会の礼拝、祈祷会で、又は地域の集会で用いていただければ幸いです。                
                              日本キリスト教協議会 議 長 鈴木伶子
                                              総幹事 大津健一

宇宙を創造され
人類の歴史を救いの道に導かれる神さま、
昨年は南北の最高指導者が出会うようになされ
6・15共同宣言を通じ、すべての民族が感激のなかにおいて
民族の大和解と平和統一への道へと我々を導かれた主に讃美と感謝をささげます。 

最近の韓半島周辺の情勢は急激に変化しています。
米国ブッシュ政権のミサイル防禦体制の樹立と反復する孤立政策、
日本の歴史教科書歪曲と右傾化傾向は、
韓半島の平和と統一に向う巨大な歴史の歩みに対し
障害物となっています。 

平和の主よ、
弱く、貧しい者の味方となり、権勢のある者たちを辱める主よ、
武力と暴力により世界を分裂し支配しようとする
悪しき勢力に屈せず、
分裂と不義を、一致と正義へと打ち勝っていける
力と希望を私たちにお与えください。

愛の主よ、
苦しみを受け、疎外されている人々を天の国の食卓へと招かれる主よ、
金と贅沢で自分自身の欲望だけを満たし
隣人の痛みに顔をそむける勢力に立ち向かい
私たちが持っているものを喜んで分かち
共に生きる愛と信仰を私たちにください。 

正義の主よ、
貧しい人々の友であり
貧困に陥った憐れな人々の盾となられ
暴風雨を避けることのできる避難所であり
焼き付ける日差しを防ぐ日陰であられる主よ(イザヤ25:4)、
56年間、離れ離れとなり生きてきた南と北の離散家族の苦痛と絶望を
喜びと希望に変えてください。
歪曲され操作された思想と理念で分断を固定化しようとする
悪しき勢力に屈することなく、
正義の側に立たれ、私たちが互いに愛することができる
勇気と知恵を私たちにお与えください。 

教会の頭であられる主よ、
敵であるものをなくすために、みずからの身をもって障壁をくずされる主よ(エペソ 2:14)
我々を主にあって新しい人とならしめ
南北の教会をひとつにされ
神の救いと和解の福音を宣言されますように。
そして、私たちが新しい千年を
民族和解と平和統一の新しい時代として創っていくことができるようお助けくださ
い。 

我々のために十字架で死なれ復活された
イエス・キリストの御名によって祈ります。      アーメン。



                  【翻訳:在日大韓基督教西新井教会韓聖R牧師】 


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