今月のメッセージ : あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ                  伝道の書(コヘレトの言葉)12:1
投稿者 : webmaster 投稿日時: 2016-01-20 (920 ヒット)

伊藤剛士 NCC書記

情報化社会の発展に伴い、若者たちはその便利さの恩恵を受ける一方、様々な脅威にも晒されています。ニート・ひきこもりの若者は増え、ネットを使ったイジメは複雑・陰湿なものになっています。そして匿名のネット空間がヘイトスピーチの温床になっており、そこでキリスト教は「反日」「サヨク」とレッテルを張られ排他されようとしている現状は、もはや日本の青年伝道の観点からも看過できないでしょう。

私的な話で恐縮ですが、私はYMCAの学生寮の出身であり、また今も寮に住み込みで学生と関わりつつお手伝いをしています。人との関わりが避けられないこの寮生活で特に重視されているのは、聖書を土台とした開かれた対話です。毎日朝食前に聖書を輪読し、忌憚の無い活発な議論が行われています。

実は学生の大半が非キリスト者ですが、日々の寮生活の中で各々がお気に入りの聖句を見つけ、それが自己の思考や行動の核心に繋がった体験を彼らは語ってくれます。語弊があるかもしれませんが、信仰の有無に関わらず、彼らは聖書の御言葉を通し、自己と社会を真摯に見つめています。ここが、青年が若い日に主と「出会う」場になっていることは確かです。

「隣人とは」「平和とは」といった聖書からの問いは、国際化・情報化する現代社会において私たち若者に改めて問われているように思います。キリスト教学生寮はどこも小さき群れですが、そこから巣立つ若者たちが賜物を輝かせ「平和を作りだす人」として社会の中で用いられるよう祈りたいと思います。また、ここで主と出会った青年たちが、主を救い主と受け入れることができるよう、祈りたいと思います。