「日本のキリスト者女性100人宣言」への賛同呼びかけ
8月22日は、日本による「韓国併合100年」にあたります。この日にちなみ、韓国挺身隊問題対策協議会から次のような呼びかけがありました。―「今年も日本軍『慰安婦』問題解決のための世界同時水曜デモを8月11日に開催します。今回の世界同時水曜デモでは、これ以上遅らせることのできない日本軍「慰安婦」問題の解決を世界中の声として集めようと[日本軍「慰安婦」問題解決を求める各界100人宣言]を推進し、集められた宣言文を8月25日、韓国併合100年を迎える932回水曜デモの場で発表しようと思います。[100人宣言]は、各界の立場と要求を込めた宣言、そして海外宣言として幅広く集めます。今年「韓国併合100年」を迎え、正しい過去清算と被害者の人権回復、ひいては女性に対する暴力中断(原文ママ)のための行動に日本の地からも連帯をお願いします。―
この呼びかけに応えて、8月11日午後6時から、東京・有楽町で行われた世界同時水曜行動に参加したNCC女性委員会有志が相談して、「キリスト者女性100人宣言」を出すことにしました。つきましては、下記の宣言の賛同者に加わってくださる方は、8月23日午前10時までにカッコ内に、氏名をご記入の上、NCC女性委員会宛FAXをお送りください。
山口明子(NCC女性委員会委員=「慰安婦」問題担当)
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日本のキリスト者女性100人宣言
今年、8月、日本の韓国強制「併合」100年を迎えるにあたって、わたしたち日本のキリスト者女性は、ここに、次のように宣言します。
日本は朝鮮半島を植民地とし、土地や財産を奪ったばかりか、同化政策を強要して、言葉を奪い、名前を奪い、文化や歴史を否定して、民族の誇りを傷つけ、天皇を神とすることを強要して、これに従わないキリスト者を迫害しました。さまざまな収奪の中で特に農村では産米供出によって食糧は日本に運ばれ、農民の窮乏の中で、多くの女性たちが教育を受ける機会を失いました。
さらに日本の侵略戦争の中で、数十万の朝鮮人が軍人・軍属としてとして戦場に送られ、数百万人が強制連行によって、工場や鉱山、飛行場建設などの労働に従事し、その中で、多くの人々が生命を失い、あるいは原爆による後遺症に苦しむなどの被害を受けました。
とりわけ、多くの若い女性たちが、拉致あるいは甘言によって、戦場に連行されて、「慰安婦」の名のもとに、強姦され、戦時性暴力の犠牲者となりました。しかも、戦後65年の今に至るまで、「慰安婦」被害者たちの名誉は回復されず、被害者たちは沈黙を続けざるを得ませんでした。彼女たちが犠牲者であったことが明らかにされ、真実な謝罪がされないかぎり、その心に刻まれた傷痕は癒されることがないでしょう。
この18年間、900回を越す日本大使館前での水曜デモにもかかわらず、被害者たちの要求は日本政府に容れられないまま、今では、世を去る方がたが相次ぎ、残された被害者たちの叫びも次第にか細いものとなっています。
植民地統治と戦争の責任が日本政府にあることは、近年、日本政府も認めるところとなり、首相・官房長官談話の中でも明確にされました。しかし、政府は、これらの被害については、1965年の日韓基本条約で解決ずみとの立場を堅持し、今回の菅直人首相の談話においても、具体的な解決策は何ら示されていません。
日本のキリスト者もまた、日本政府の政策に加担し、隣人の苦しみに共感することができませんでした。わたしたちはこのことについて、まず、隣国のみなさんの許しを乞うものです。
いまだに、日本人の中に、植民地支配の過ちを認めず、歪曲された歴史を声高に語って恥じない人々がいます。「『慰安婦』などいなかった」という人々に対して、わたしたちは事実をもって,応えてゆきたいと思います。
わたしたちは、このような加害の歴史が風化することなく、日本の若い世代に語りつがれ、過去の歴史の清算の上に、新しい親善の道が開かれることを願います。
わたしたちは、今、日本政府に一日も早い、謝罪と戦後補償の実現を要請する具体的な行動をもって、わたしたちの悔い改めの実としたいと願います。
主が私たちの志を成し遂げさせてくださいますように。 2010年8月15日
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賛同者名( ) FAX:03-3204-9495