2007年2月20日 15時51分
世界教会協議会(WCC)、気候変動と闘う地球規模の画期的な枠組みを支持
(訳者注:この記者発表資料の英語原文はhttp://www.oikoumene.org/en/news/news-management/all-news-english/display-single-english-news/article/1637/wcc-supports-groundbreaki.htmlにあります)
世界教会協議会(WCC)は、気候変動に関する画期的な声明を支持しました。これは、業界や市民団体、宗教・教育組織の高級代表者によるかつてない合意の成果です。
この声明文は「その草案を注意深く作成したもので、緊急に必要とされるものである」と、WCC総幹事のサミュエル・コビア牧師・博士は、「気候の持続可能性への道 - 気候変動に関する地球規模の円卓会議による共同声明」を支持する書簡の中でWCCを代表して記しました。WCCは「この声明が訴えている問題への関心を世界にもたらす過程に参加し続けます」と、彼は付け加えました。
世界中の会社や組織からなるこれまでにないグループによって支持されたこの声明文は、各国政府に対し、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出量の目標値を科学的知見に基づいて定めるよう求めています。それはまた、二酸化炭素の排出に価格を設定し、全ての部門においてエネルギー効率と脱炭素化に取り組むことを目的とした政策を定めるよう強く求めるものとなっています。
気候変動は「緊急の問題」であるとして、この声明は、危険や影響を緩和する地球規模の行動のために大胆で率先した行動をとるとともに、同時にエネルギーや経済成長と持続可能な開発における地球規模の必要性を満たすための枠組みを提示しています。それは、今日存在する費用効果の高い技術や、エネルギー効率を改善するために開発し使うことができるとともにCO2やその他の温室効果ガスの排出量削減に役立つようなその他のものについて、それらの概要を示しています。
「気候の持続可能性への道」という声明は、「気候変動に関する地球規模の円卓会議(GROCC)」の責任者でコロンビア大学地球研究所の所長であるジェフェリー・サックス氏を 議長とするニューヨークでの記者会見できょう発表されました。
同声明は、非常に多様な視点や関心を持った、経済部門全体にわたる主要企業から中小企業を含む、決定的に重要な関係者から支持を受けています。そこにはまた、市民団体、宗教団体、環境保護団体、研究・教育機関がずらりとそろっており、気候科学や工学、経済学や政策研究の分野から世界で一流の卓越した専門家たちが名を連ねています。[名簿はここhereを参照]
「WCCは地球規模の円卓会議に含まれているような大企業に対し、自らの事業において行動をとるとともに、気候変動を引き起こしている汚染をもたらす排出を結果的に制限するような民間部門における指導性を発揮するよう、ぜひとも促したいのです」と、WCC気候変動プログラム顧問のデービッド・G・ホールマン博士は述べました。
Media Contact:Clare Oh +1-212-854-5479 coh@ei.columbia.edu
気候変動に関する円卓会議
気候変動に関する円卓会議は、コロンビア大学地球研究所の主導によるもので、100を超える高級かつ決定的に重要な関係者を全世界から集めています。そこには、民間部門の上級管理職や国際的な政府間および非政府組織の指導者たちが含まれており、気候変動に関する健全な公共政策を形成する上で決定的に重要な、核心となる科学的・技術的・経済的問題について、合意の可能性がある分野について議論し探求することを目的としています。
同声明の全文(英文)はGROCCの次のウェブサイトにあります:
www.earthinstitute.columbia.edu/grocc