2010年5月7日
内閣総理大臣 鳩山由紀夫様
防衛大臣 北澤 俊美様
日本キリスト教協議会女性委員会
委員長 田中 ゑみ
普天間基地返還についての要望書
わたしたち、NCC(日本キリスト教協議会)女性委員会は、日本政府が沖縄の普天間基地返還について、沖縄県民の声に、真摯に耳を傾けることを要望します。
我が国唯一の地上戦で、夥しい犠牲者を出した沖縄は、現在では米軍基地から戦闘機が出撃し、かつての被害者は加害者とさせられています。
また在日米軍基地の75%が沖縄に押しつけられています。基地があることで、基地周辺の住民は飛行機の爆音に苦しみ、墜落事故に怯え、傍若無人な海兵隊員による性暴力事件の恐怖に晒されています。このような他国からの脅威を、アメリカの人々は実感できないと思います。
「ベルリンの壁」が崩壊し、東西冷戦の危機がなくなった今、極東への「抑止力」はもう必要ありません。
今こそ日米関係を徹底的に見直すべきです。
日米安保条約を破棄し、真の信頼による新たな日米関係を築くときではないでしょうか。
わたしたちには、諸外国からも高く評価されている「平和憲法」<日本国憲法第九条>があります。
『わたしたちは、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇、又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。』
いわんや他国の紛争に加担することも永久に放棄する。
以上