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オバマ米国大統領あて 普天間基地即時閉鎖、米軍基地撤去を訴える書簡

バラク・フセイン・オバマ・ジュニア アメリカ合衆国大統領殿

私たちは、日本の33のキリスト教団体のネットワーク、NCCJ(NATIONAL CHRISTIAN COUNCIL IN JAPAN)平和・核問題委員会です。
私たちは、地球上の全ての人間、そして生き物たちが、安心して平和に生きることができるようになること、また人間が互いに支えあい、平和を作り出す存在となることこそが神から人間に求められていることであると信じ、今回のオバマ大統領の来日に際し、強く申し入れ致します。

現在日本では、沖縄県宜野湾市にある米軍普天間基地の返還にあわせて、基地の県内移設の計画が出されています。しかし、沖縄の県民は県内移設を望んではいません。沖縄戦で耐え難い苦しみを経験した沖縄は、それ以降も度重なる基地被害に苦しんできました。それは同時に、「基地の存在を容認することによって戦争に加担している」という苦しみでもあるのです。新しい基地を作ることや基地の強化をすることは沖縄の人々が望んでいることではありません。また、平和を実現することを祈り願っている私たちにとっても、その気持ちは同様です。

武力で平和は実現しません。実際、戦争が起きたときに真っ先に狙われるのは軍事基地です。これ以上沖縄を標的にしないでください。これ以上沖縄を戦争に巻き込まないで下さい。平和は武力ではなく、話し合いによって実現するということを信じてください。
現在日本政府は、普天間基地の県外移設を検討し始めています。それに対して米国政府は「見直しはしない」と日本政府に圧力をかけているとの報道がなされています。
しかし、私たちはオバマ大統領が世界平和の実現のために働こうとしていることも知っています。そこで改めて次のことを申し上げます。

沖縄の苦しみを増大させている、普天間基地を即時閉鎖し、沖縄から米軍基地を撤去してください。
平和の実現のために働こうとしている日本政府に圧力をかけるのをやめてください。
武力ではなく、話し合いによって実現する真の平和を共に作り上げていこうではありませんか。

2009年11月8日

東京都西早稲田2-3-18-24
日本キリスト教協議会 平和・核問題委員会
委員長 平良愛香