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憲法9条改悪阻止の動きにおいてNCCJと連帯します

連帯の言葉

 フィリピン教会協議会(NCCP)は憲法9条改悪阻止の動きにおいて日本キリスト教協議会(NCCJ)と連帯します。

 世界権力の覇権的構造のために人命の犠牲が大きくなる現在、日本の人々が先例として「正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄」したことは平和への取り組みとして見習うに値する重要な例といえます。軍事力が残虐に使われ、この上ない苦痛の中にある時、日本の憲法9条は紛争解決のためのオルタナティヴで平和的な手段となります。

 憲法9条に反するあらゆる変更は日本と他国、特にアジアの隣国との関わりへ大きな影響を及ぼします。憲法9条を変える事は平和への責任に背を向け、米国に従属することを意味します。私たちは過去の世界大戦の痛みから完治する事は永遠に不可能ですが、それが二度と起こらないよう協力して働いていく事を約束し続ける事はできます。私たちは本当の協力関係と相互の結びつきを促進することによって、私たちに共通している人間性と相互依存の大切さを認識することができるのです。

 対テロ戦争の名の下にアメリカが多くの国々に強要しようとしている戦時体制と軍事的思想は多くの艱難、悪意、そして衝突を育みました。フィリピンはこのような状況が招いた苛酷な結果に耐え続けています。マカパガル=アロヨ大統領は抵抗勢力鎮圧のために武力を使い、アメリカに追随しています。軍隊の配備によるたくさんの家族と共同体の排除は、フィリピン人の命の損失は言うまでもなく、国中の至る所で社会経済生活が粉砕される結果を生みました。メディアが接触できない人里離れた場所で、そして都市の真ん中においてすら、激しい人権侵害が刑罰を問われずに横行しています。このことは裁判が行われない殺人事件、強制的失踪、即決処刑に関する国連特別調査委員会報告を含む様々な事実調査団によって明らかにされています。

最近の二つの例を引証しましょう。 2月4日、8名の人々がマインブング、イピル、スルで虐殺されました。被害者の中には4歳、9歳、15歳の子どもが含まれています。被害者の一人の妻は全国紙に、村を襲撃したフィリピン海軍と陸軍部隊の中にアメリカ兵がいたことを証言しています。 またフィリピン議会は、三億ドル以上が関わる闇取引に対して鍵となる証人の誘拐にフィリピン警察が関与している事について調査しています。証人は2月5日に飛行機から降りる時に失踪しているのです。翌日、マスコミが大きく報道した結果、彼は姿を現しました。このスキャンダルは大統領の夫とも関わりがあります。証人は自分の意思に反して連れて行かれたと証言しました。また彼は、誘拐犯が警察の一部である事を特定しています。

 私たちは何百万もの人々が、尊厳を持って生きる権利に対して組織的攻撃と侵害を受けていることに、人間性の名において、絶えず目を覚まして注意をしましょう。私たちは日本キリスト教協議会の支援者と平和を愛する全ての日本人が断固として9条を守る熱意と努力を持つ事を祈っています。

正しく平和な世界は可能です!
未来の世代は今よりもすばらしい世界に住めるべきです!
軍国化と軍の暴走に終わりを!
フィリピンでの米軍演習に終わりを!
沖縄と日本各地の米軍基地に終わりを!


レックス=RB=レイエス=ジュニア牧師
フィリピン教会協議会 総幹事
2008年2月8日