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キリスト者女性のネットワーク 情報No.97

キリスト者女性のネットワーク 情報No.97


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皆さまへ
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「新しい歌を主に向かって歌え。 
 全地よ、主に向かって歌え。
 主に向かって歌い、御名をほめたたえよ。 
 日から日へとみ救いの良い知らせを告げよ。」
 詩篇96編1~2節
 2008年 明けましておめでとうございます。
NCC女性委員会のあゆみのために、今年も皆さまのご理解、ご協力、お祈りをよろ
しくお願い致します。
過ぐる2007年には、5月に世界祈祷日国際委員会に参加し、11月には日本・在日・
韓国NCC女性委員会連帯交流会議を山中湖で開催しました。それと平行して08年
世界祈祷日「ガイアナからのメッセージ」の編纂作業を行い、委員長1年生の私
にとってはめまぐるしい日々でした。
 しかし、そのたびに必要な助け手が与えられ、また、これまで女性委員会が築
きあげた底力のようなものを見せていただき、大変恵まれた1年であったと言え
ます。
 私が所属する日本バプテスト同盟全国女性会の数年前のテーマで「考えはグロ
ーバルに、行いは出来ることから」という言葉があります。さまざまな情報に耳
を傾け、こころを開き、み言葉に照らして自分のできることから行っていく、そ
の姿勢が私は好きです。この女性ネットを読んでくださる皆さまとのつながりは
、パソコンやファクスという機械を通してのつながりのようですが、実は私たち
キリスト者女性たちの大切な尊いつながりです。このつながりをさらに広く、年
齢層も性別も越えて、同じ課題に取り組む人たちに「良い知らせ」でありたいと
願ってやみません。「行いは出来ることから」励んでまいりましょう。    
    
         NCC女性委員会委員長 丹野信子 


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「すべての暴力を克服する10年」関連
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★日・在日・韓NCC女性委員会連帯・交流会議決議文
 
 NCC女性委員会は2007年11月26日~29日、山中湖サレジアン・シスターズにて、
韓国NCC両性平等委員会(旧女性委員会)を中心とするメンバーを招き、第7回日
・在日・韓NCC女性委員会連帯・交流会議を開催いたしました。
今回この会議では旧日本軍「慰安婦」問題をテーマとし、女性への暴力根絶のた
めの連帯を確認しました。「わたしたちの実践(Action Plan)」を含めたこち
らの決議文は、会議参加者一同で採択したものです。どうぞご覧ください。

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決議文

第7回 日本・在日韓国・韓国NCC女性委員会
連帯交流会議を終えて
2007年11月26日~29日・日本山中湖サレジアン・シスターズ修道院

日本・在日韓国・韓国のキリスト者女性たちは、2007年11月26日から29日まで、
山中湖サレジアン・シスターズ修道院に於いて「女性に対する暴力の根絶―キリ
スト者女性の立場から見た『慰安婦』問題」を主題として、日本17名、在日韓国
11名、韓国14名が参加して第7回日本・在日韓国・韓国NCC女性委員会連帯交
流会議を開催した。

「正義を洪水のように、恵の業を大河のように尽きることなく流れさせよ」(ア
モス書5章24節)という主題聖句に基づいて正義と平和、和解のための教会女性
の歴史的責任と役割について討議した。

1996年に始められたこの連帯交流会議を通して、私たちは、日本軍「慰安婦」問
題、日本の歴史教科書の歪曲問題、平和憲法9条改悪反対運動、靖国神社参拝反
対運動、また韓半島平和統一など、東北アジアの平和のために働くことを決議し
、実践してきた。

2007年7月30日、米国下院で、そして11月28日、カナダ連邦議会で、日本軍「慰
安婦」問題について日本政府の公式謝罪を勧告する決議案が採択され、EUでも
同じ動きがある(注:その後12月13日EU議会が勧告案を採択)。こうした国際
的機運は、日本軍「慰安婦」問題の早期解決を促し、東北アジアの平和実現のた
めに、女性の国際連帯の強化を求めているといえる。今後、この連帯交流会議に
東北アジア諸国のキリスト者女性代表(北朝鮮、香港、中国、台湾)を招待し、
連帯の枠をひろげようと考える。

世界教会協議会(WCC)が「すべての暴力を克服する10年」(DOV,2001~
2010)運動を提唱しているにも拘わらず、男性中心の力が作り出してきた女性へ
の人権侵害と暴力が依然として温存されている。特に、国家権力による女性への
人権侵害というべき日本軍「慰安婦」問題は、今に至っても被害者に対する公式
謝罪と法的賠償が行われていない。このことは正にその象徴である。

私たちは、神から与えられた生命を尊び、日常生活の中での女性に対する暴力を
根絶させるため力が支配する社会を拒否し、いかなる理由があろうとも、戦争と
暴力には反対する。特に、戦争による女性への人権侵害が二度と起こらないよう
にしなければならない。こうした共同の宣教課題のため、次のことがらを決議す
る。


わたしたちの実践(Action Plan)

☆日本軍「慰安婦」問題解決のために持続的に連帯し、行動する。

☆韓国挺身隊問題対策協議会を中心として推進中の「戦争と女性人権博物館」建
立のための募金活動に積極的に参加する。

☆今後、韓国の「戦争と女性人権博物館」と日本の「女たちの戦争と平和資料館」
によって戦争による女性への人権侵害についての正しい教育とともに、平和意識
の高揚をはかる。

☆アジアの軍事化が加速化され、平和と安全保障を脅かされている今、「日本国
憲法」9条の改悪反対運動を展開し、さらには両国の軍備縮小運動を行う。

☆日本の出入国管理法の改悪によって2007年11月20日から施行された外国人入国
者への指紋押捺と顔写真撮影は、国家による人権侵害であるとの認識をともに
し、廃止のため努力する。

      2007年11月28日
第7回 日本・在日韓国・韓国NCC女性委員会 連帯交流会議 参加者一同