■□■ NCC 国際エキュメニカル・ニュース 2006.3.8 No.75 ■□■
目次
■1. アミティ短期語学ボランティアに参加しませんか?
■2. 中国に日本語教師として派遣されて (眞鍋 武さん)
今号から数回にわたって、NCCより愛徳基金会(アミティ)に日本語教師として派遣された方々の報告をご紹介します。現在も日本福音ルーテル名古屋めぐみ教会から藤原薫姉が、有志による支援会に支えられて派遣されています。どうぞお祈りの内にお覚えください。支援会の詳細はめぐみ教会のホームページをご参照下さい:
http://www9.ocn.ne.jp/~n-megumi/index_02.htm
☆ エキュメニカル・ニュース 過去の関連記事
-「中国のプロテスタント教会 概説」(2007/3/8)
http://ncc-j.org/diarypro/archives/198.html
-「中国の教会最新情報」(2006/2/16)
http://ncc-j.org/diarypro/archives/31.html
■1. 「アミティ短期語学ボランティア」に参加しませんか?M
現在、長期の日本語教師派遣プログラムについては募集を中止していると
ころですが、別に短期での派遣を計画しています。激動の中にある中国の
社会と教会の素顔に触れるよい機会になると思います。関心を持たれた方
はNCC事務局までお問い合わせ下さい。
○期間:8月~1月の6ヶ月間
○教師として働いて頂く時間:週に10時間
○資格:高校卒業、大学生あるいは大学卒業者、日本語会話を教える意欲
を持つ人、中国語や中国の文化、社会について学ぶ意欲を持つ人。英語
での基礎的な意思疎通もできることが望ましい。
○メリット:
・週に2時間の中国語の授業を受けられます。
・月に2回、週末に半日のプログラム(小旅行など)
・日本語を教える学校から住まいが提供されます。
・次に1000RMB (1万5千円ぐらい)の生活費が学校から支給されます。
○費用:
・中国までの往復航空券代
・保険代
・参加費用 27万円を予定 (アミティによる研修費用等を含む)
○主催:愛徳基金会、協力:NCC中国委員会
■2. 中国に日本語教師として派遣されて
2006年8月 眞鍋 武
私は2003年9月から2006年6月までの約3年間、日本キリスト教協議会派遣の日本語教師として、AMITY(中国愛徳基金会)を通して、江西省南昌市の江西師範大学で日本語を教えました。2002年の「信徒の友」12月号で中国での日本語教師募集をしているのを見たからです。1995年から2000年までの5年間仕事で上海に駐在していましたので、もう一度中国での働きがあればと思っていました。2003年3月に赴任先として、江西師範大学が決定しました。このとき、支援会を発足させるようNCCから要請があり、事務局を私の所属している日本基督教団近江金田教会へおきました。支援会は多くの人に中国への日本語教師派遣ということを理解してもらい、支援会費をいただくことを目的にしています。集まった募金はNCCを通してAMITYへ送られます。そして中国の教育、キリスト教図書出版、少数民族への援助、僻地への医療などに用いられます。献金を送ってくださった方には「支援会報」をお送りしていました。
2003年8月末、AMITY本部のある南京での研修を終え、江西省南昌市の江西師範大学に赴任しました。大学は日本語学科ができて2年目のため、学校は1、2年生しかいませんでした。今年6月に卒業した学生は赴任したとき受け持った2年生でした。会話の授業は教室だけでは足りず、数人ずつ自室に呼んでは料理を作ったり、誕生パーティーをしたりしながら、日常会話を補ったりしました。卒業した今も何かわからないことがあるとメールが来ます。
市内にはプロテスタントの教会が2つあります。私はそのうちの1つの教会に出席していましたが、市の人口に比して教会が少ないせいか、教会は300人程入れる会堂いっぱいの人で、それでも入れない人は建物の外に張ったテントの中での礼拝でした。テント内の礼拝は200人位の人達でした。それも礼拝は1回だけでなく、朝8時30分、昼は2時、夜は7時30分の3回あります。冷暖房設備のない建物やテント内での礼拝は日本では想像できないことでした。
毎年2回、省内のAMITY所属外国人教師による2泊3日の交流会があります。金曜日にそれぞれの派遣されている学校を訪問し、教授法、問題点などをお互いに交換します。
また、冬には1週間かけ研修があります。主として、AMITYがどのように少数民族に援助しているかの勉強会を少数民族が住んでいる近くで行われます。貴州ではミャオ族を訪問しました。そこは市内からバスで山道を数時間かけ、さらに泥道を30分ほど歩いての訪問でした。歩いて行くと、山道の途中で聖歌隊の出迎えがありました。聖歌隊と共に教会の礼拝堂へ向かいました。ミャオ族の人たちと共に礼拝の恵みに与れたと言うことは、私にとっては生涯忘れることのできない出来事でした。
AMITYの活動の一環として、地方の学校の学生に日本語を教えるという働きを通して、今まで知ることのなかった中国を知り得たことは、本当に感謝です。
私たちはともすると、中国の大都会の発展にばかり目を向け勝ちですが、地方にいて都会の発展から取り残されている人達や50余りもあるといわれる少数民族の人達にも、もっと関心を持っていきたいと思います。
※ "The AMITY TEACHERS PROGRAM"
http://www.amityfoundation.org/page.php?page=76
* バックナンバー: http://ncc-j.org/diarypro/diary.cgi?field=7
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